カテゴリー: Proxmox

  • ProxmoxのVMに既存のリソースを割り当てる

    ProxmoxのVMに既存のリソースを割り当てる

    Proxmoxのqm setコマンドは,仮想マシン(VM)の設定を変更するために使用されます.このコマンドを使うことで,VMの構成(CPU,メモリ,ディスク,ネットワークなど)を簡単に調整できます.

    # qm set <VMID> <option>

    HDDをパススルーする場合

    # qm set <VMID> -scsi<n> /dev/sdX
    • <VMDI> : ディスクを追加したいVMのID
    • -scsi<n>: ディスクの接続形式 (例:-scsi0, -scsi1)
    • /dev/sdX: 追加するディスク (例:/dev/sdb)

    -scsi<n>の代わりに-virtio<n>や-sata<n>も利用可能.

    既存イメージを追加する場合

    # qm set <VMID> -scsi<n> </path/to/image.qcow2>

  • ProxmoxでUEFIによるOSの起動ができない時の対処

    ProxmoxでUEFIによるOSの起動ができない時の対処

    proxmoxを利用してvmを作る場合,BIOSの既定はSeaBIOSであるが,OVMF(UEFI)を選択することができる.この時,OVMF(UEFI)を選択肢,EFIディスクを追加する時にPre-Enroll keysのチェックを入れたまま初期起動すると,メディアがAccess Deniedになる場合がある.その場合の解決方法.

    1. Ctrl + Alt + Deleteで再起動
    2. F2で設定画面に入る
    3. Device Managerに入る
    4. Secure Boot Configurationに入る
    5. Reset Secure Boot Keys

    以上で起動するようになる.